宅急便 : 六福１☆

2008年 11月 28日

宅急便

もう食べてもええやろ・・・

連日の外出。
いよいよ追い込みか？
しかも急にまた寒くなってきたんじゃなくて？
衣替えはまだしていない、ヒーターもまだ出していない。
ああ、家の中が寒いんであることよ・・・・しくしくしく。

昨日ハハからの電話をミスコール。
伝言が入っていて、「お布団を送るからいらなかったら電話ちょうだいね」であった。
帰宅が遅くなったので、もう寝てるいるだろうし、起こすのも悪いと思って
昨日は電話をせず。
で、さっき電話をしたところ。

「お布団もう送ったわよ～」って！
いらなかったら電話ちょうだいと聞いてきたのに、待たずにもう送ったらしいわ。
今日は金曜だし、今週中に出してとか思ってそうだなとはちょっと想像したけど
ほんとに送っていたとは。
人にどうするか聞いてきたくせに。
おかん、やるな。

人に都合を聞くくせに、返事を待たずにすでに送っている。びっくりである。
と、書くと文句のようであるが、これは我が家のお笑い。
ありがたいことである。
そうね、新しいお布団はベッドに、今使ってるのは部屋着ならぬ部屋布団に
して、おひきずりさんのようにうろうろしてみる？
布団を頭からかぶってパソコンというのも、なかなかにエコで暖かそうじゃない？

数ヶ月ほど前に、ハハとちょっと嫌な感じの電話になった。
なんというか、子供にとっては親というのはいつでも親で、それは超えられない
頼りになる存在でもあるわけである。
そういう存在の親から、何かしら先のことに関して気弱な言葉を聞くのは
とてつもなく不安で、そしてなんだかそれを打ち消すように、何に当たってるのか
わからないけど、その不安感から己を防御するために逆当たりをしてしまったのである。

まーー、えらい自己嫌悪。
この年で親とケンカなの？
最悪である、自己嫌悪自己嫌悪。

いまさら電話もな・・と思って、ネットで暖かそうなオーガニックコットンの部屋着とか
いろいろ送ってみた。
注文して2日後には届いたようで、ハハからお礼の電話がきた。
声からするととっても喜んでいて、それが私のごめんなさいの気持ちであったのも
わかってくれたようである。
お互い、この間の嫌な終わり方をした電話には一切触れず、日常のことを笑いながら
しゃべって電話を切る。

宅急便。
EMSでも、場合によっては翌日に届く香港ー日本。
便利な世の中、相手を思う気持ちや、なかなか面と向かっては言えない
気持ちを運んでくれたりすこともある。