2013年 08月 29日
「今日もていねいに」 |
今日すべきことに、したいこと。
そういうことで頭がいっぱいいっぱいになって、心がなんとなく
追いかけられているように感じたときには、いったんすべてをおいて
少し休憩する。
何もせずにごろごろしたり、
お犬といちゃいちゃしたり、仮眠をとることもある。
それから、好きな本を少し読むこと。
その中でも特にお気に入りは松浦弥太郎氏。
数ページ、それだけで心がスーーーーとしてくる。
寒い日の、土鍋で煮えた湯豆腐とか、湯たんぽとか。
暑い日の午後の、窓から入る心地よい風とか、どこからか
聞こえる風鈴の音とか・・・
懐かしさとか、暖かさを感じる文に、いつのまにか心がリセットされている。
丁寧できれいな日本語だということもあるけれど、
ただきちんとしている言葉だけではなく、
そこに心があるから。
日々の生活への、生きることへのていねいさ、美しさ、やさしさ。
いくら正しい日本語であったとしても、書かれていることが
批判や文句だけであったとしたら、
それはいくら正しい言葉づかいであったとしても、ほんとうに美しい言葉ではないのではないか。
美しい言葉は美しい心。
「きょうもていねいに」は氏が最後にいつも書かれている言葉で、
これも大好きな言葉。
もうそろそろ出かけなきゃいけないときに洗濯ものを干さなきゃ!
とあわてるとき。
ばたばたと干した洗濯物はなんだか自分自身も気持ちが悪いし
、洗われたものたちも元気がない。
そういうときこそ、深呼吸して「今」洗濯物を干すことに心をこめる。
「時間がない」というのは、実はさっかくで、ばたばたと干したときと
丁寧に干したときと実は実際の時間というのはほとんど変わりがない。
もちろん、日々「ありゃりゃ」というときもあるけれど、
そういうときこそ、「ていねいに」
ということで、先ほどさっそく弥太郎さんの本を読んだワタクシなのである・・・・・・・
あああああう・・・・・・・
今日もていねいにごろつくお犬さま
ふがふがふが
お犬との暮らしも「今」に生きることの大切を教えてくれるなと思う。
お犬さまとごろごろごろごろ・・・・
これも私のざわつく心のリセット法のひとつ。
さ、もう少しだけひと頑張りして、晩御飯の準備にかかりますか。
今日の六福動物指数
犬 7匹
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by jyujyu777
| 2013-08-29 19:06
| 映画 本 音楽