2012年 11月 25日
動物哭訴大会 |
続々と集まる人たち・・・・・・・テレビや新聞などのマスコミもちらほら
この短い期間にこれだけの準備というのは大変だったと思う、ありがたいこと・・・・・
「動物哭訴大会」
プライベート繁殖場の動物の「販売」の取り締まりを要求するための
「哭訴会」
鬱憤晴らしの集まりではなく、心からの訴え・・・・
まず最初に、今日のこれは今自分の家にいる子がどこから来たのか?ということを問うというのものではないということ。
シェルターにせよ、ショップにせよ、今そばにいるこの子たちが幸せであることはこの子たちの権利であり、
そして私たちには幸せにしてあげねばならない義務がある。
大切なのは、今からこれからのこと。
繁殖場にはひどいところがある。
そして、特にプライベートな繁殖場というのは法外であるため
「自分ちで生まれた子をどうしようと勝手だろ」という理屈が通る。
陽にあたることもなく、食事も満足になく、寝るところもトイレも一緒の狭い狭い
ケージの中で一生を送る子達。
怪我をしても、病気になっても治療してもらうこともなく、無理やり繁殖され、1年に2回の出産。
それは死ぬまで続けられる、「金になる子を産む子作り機械」
糞便と垢で汚れきり、そして捨てられるか、殴り殺されるか・・・・
ほとんどの子は声帯もとられてしまうため、その声は文字通り届かない・・・・・・・・・
そして、そうした環境で生まれた子たちもまた、病弱であったり、遺伝的な病気によって
死ぬか、もしくは捨てられる。
ペットショップの裏、生きたままゴミ袋やダンボールに入れられて「捨てられる」命。
残念ながら、これは香港だけの話ではない。
日本で、世界で見られる悲しい現実。
現在政府で検討されている139B。
私的繁殖場の動物の販売を厳しく取り締まる・・というもの。
ではあるが、法には抜け道がある。
彼らのご飯の種を守るため、新たに申請すればまた販売ができるというもの・・・・・・・・
なんの知識もない人たちが命を商品化する。
生活のためというのならば、生活のために麻薬を売ること、武器を売ること、
そうしたこともまた許されるのか?
それと同じことである。
良心的なところはいったいどれくらいあるんだろう?
もちろん今言っているのは、まさしく地獄という世界を作り出している人たちのことである。
かなりのひどい現場を見てきたボランティアでさえ逃げ出したくなるほどの地獄・・・・・・・・・・・
そして、生まれた子たちはショップへとネット販売、いろいろなルートで売られていく。
元気に育ってくれた子は奇跡中の奇跡ということ。
大会では、議員さんや芸能の人、そして繁殖場でレスキューまたそこから引き取った人たちの
話があった・・・・・・
私も実際に繁殖場の子と会ったことがある。
友人の家に迎えられた子も私的繁殖場の子・・・・・・・
まだほんの若い子なのに・・・・・・体はぼろぼろで、いったいいくつなんだろうと思わせる。
歩いたこともないから、関節がおかしくなっていて散歩どころか普段の生活にも支障があったりする。
皮膚病はもうお約束。
そして、腫瘍や遺伝的な疾患を抱えた子たち。
運よくレスキューされても、一生抱える体の苦痛、家の人の心の苦痛・・・・・・・
私たちの生活の裏でいったいいくつの命が犠牲になっているんだろう?
クリスマスシーズン、華やかなイルミネーションの影・・・・・・見せ掛けの華やかさ・・・・・・
お友達のわんこ♪SOSO
Bちゃん
2匹とも繁殖場からのレスキュー犬。
引き取られたばかりのころは、「犬の骨格とは?」の見本かというような
姿だった・・・・
歩くこともままならず、そして今もまだ薬を飲まなきゃならないし、一生飲まなきゃならないものもある。
中には・・・・・・・レスキューされたけど、散歩にいく体力もなく、外に出るときには獣医に行くときだけ・・・
とう子もいる。
あいや、それが今じゃこんなにらぶり~~~♪
不幸の連鎖は断ち切らねばならない・・・・・・
キミが健やかに育ってくれたこと・・・・それは奇跡
ガラスばりのケージの中で、ぼ~と座って外を見ていたキミの姿は今もはっきりと覚えている
ボクも支持しますよっ!!!!
泣きつかれて眼腫れだわ・・・・・
さ、明日はドッグレスキューのチャリティ。
世の中にはほんとうに地獄がある。
でも嘆くだけでは何もならない。見なかったことにしても、それは現実に存在する。
できることをこつこつと!
今日の六福動物指数
犬 7匹
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by jyujyu777
| 2012-11-25 00:01
| ANIMAL WELFARE