2011年 08月 02日
We need your love |
じゃぽんの稲穂
今回のじゃぽんでお邪魔させてもらったのは
UKC JAPAN 湘南支部さん。
こちらも初期のころからチェックしていたところ。
今回はぎりぎりまでどちらに行かせてもらうかは決めていなかった。
そのときになるべく一番人手を必要としているところにと思っていた。
都内から1時間半くらいかかるとはいえ、電車でいけるから日帰りできるし、
ここのところボランティアさん募集の告知も多かったのが理由。
地図も用意した。乗り継ぎは思っていたよりもスムーズ。
そんなに拡大しなかったからか?と思っていた道なき道の地図・・・
駅のおじさんに聞くと、ほんとに道がないらしい・・・・
ええいままよとシェルター方角に向かって歩く。
駅からタクシーで体力温存と思っていたのに、タクシーなんか待ってるどころか
走ってもいやしない・・・・
徒歩で行かれる方は、寒川駅からまっすぐ国道を上がっていくのがわかりやすいと思う。
一瞬ひるむ・・・・獣の勘で突き進む・・・・関東平野は広い
張り切りすぎたらしい・・・・・・
かなりシェルターを通り過ぎてた・・・・すでに2時間近く歩いてないか?
ああああああ、ばかばかばか。
やっと着いた!(写真は許可済み)
犬200匹以上、猫100匹以上の大所帯シェルター。
やることは山ほどある。それこそあほんだらに・・・・・
ボランティアさんの数次第では、そうじとご飯のお世話でほんとに1日が終わってしまうのではないか?と
思えるほどである。
常連の人がけっこう入っておられるので、新参者もすんなりとお手伝いすることができて
ありがたい。
忙しい中、指示を人に出すのもけっこう大変なことだとわかるから。
ケージの掃除をしている間に、わんずは散歩にいったりするのであるが、
このケージ掃除だけでもほんとに腰がちぎれる・・・・・・・・・
体力勝負である。
ほんとうにすることはたくさんあるから、あれやこれやしているうちに、
朝使ったお茶碗を洗ってる間に、すでに夜ご飯の準備にはいるという
まさしく息つく間もない忙しさ。
洗物も半端じゃない。
単純に、朝のお茶碗と水飲み茶碗だけでも300匹X2=600個。
洗ってたら、ほんとに腰の感覚がなくなってきた。
けっこうハードなことには慣れているワタクシも、「これが毎日か・・・・・」と思うと
一瞬途方ない虚無感に襲われそうであった。
昔の我が家だと、掃除して振り向けばそこにしっこ・・・だったこともあるが
ここじゃ、、掃除して、見ている間にまたしっこ・・・という感じである。
特にパピーのケージ・・・・
変えたばかりなのに、ごらーーーーーー!水飲み茶碗をひっくり返すんじゃねー!
ああああ、なんてかわいい・・・・・
とにかくとにかくもう大変で、ほんとに終わりなき日々である。
が、それを毎日毎日されている人たちがいる。
あの頭数でありながら、あれだけのシェルターを維持されているというのはなかなかできることではない。
が、常連の人たちも言っていたけど、どれだけ精一杯お世話しても、やはり自宅で細やかに
ケアするのと同じようには行かない。
お散歩もやっぱり短くなってしまうし、お掃除も順番待ちになる。
ボランティアしていて、一番つらいところ・・・・・・
みんな愛を求めている・・・・・・・
動物は、ご飯だけ食べていればいいというものではない。
雨風がよけれればいいというものでもない。
長時間をケージ内で過ごさねばならない子たち・・・・
震災からもうすぐ5ヶ月経とうとしている。
いったいいつまでかかるのか?
福島からレスキューされた子が大半のこのシェルター・・・・・・・
ボランティアさんの人数も当初よりも減っている。
そして、ここのところ、震災以来始めてフードが足りなくなるかも・・という事態もあったようである。
少し前にお会いした、仙台でボランティアを組織して活動されている方の話を
お聞きする機会があった。
今まさに足りないのは、マンパワーとお金であるとのこと。
物資に関しては、すぐに送らないと、1週間、2週間、それ以上あとから送っても
使えないものが多くなる・・・と「正直言うと、それすら整理できないんです」という話を
聞いた。
物資に関しては、私は楽天さんを利用している。
カード決済できるし、うまくいけば翌日、2日後には現地に送ってくれるし、
取り扱い店の売り上げにもなるというのが理由。
海外からでもできる支援だとも思う。
とにかく、何が必要か知ったら、夜中でも注文できるのがよいところである。
特にフードなど重いものに関してはほんとに助かっている。
滞在中に1匹具合の悪くなった子がいた。
すぐに獣医さんに連れていってもらっていた。
他、ちょっと調子の悪い子たちは別棟でケアしてもらってもいる。
シェルターは全部エアコン付きになったので、居心地に関してはなかなか。
ではあるが・・・・・・・・・・
獣医などにかかるお金。
シェルター維持費、フード。お金もいっぱいかかる。
そして何よりもボランティアさん。
私が行った日は比較的人の多かった日であるらしいけど、とんでもない!
あれだけの子たちをケアするにはほんとにぎりぎりの人数であると思う。
毎日いらしてるボランティアさん、「近いのですか?」と聞くと、車でやっぱり1時間はかかるって・・・・
冒頭に紹介したブログでも書かれているけど、ほんとうに1時間でも助かるのである。
常連でなくても、1時間だけでも、お茶碗を洗う人がいるだけでもまったく違う。
お水を汲んで、各棟に常備しておく人がいるだけでもまったく違う。
忙しい中、すべきことの指示をくださった代表、常連のボランティアさんに感謝である。
とにかく大所帯のところであるので、いろんな動物たちがいる・・ということで
シェルター内の写真は禁止になっているので、
中のかわい子ちゃんたちを紹介できないのが残念なところ。
強面のくせに、甘えん坊のお子とか、飼い主さんから連絡があってもうすぐおうちに帰れる10歳のおじじラブとか。たぬきのようなおなかをしたぱぴー集団とか・・・・・・・
お金、物資、人手もまだまだ必要である。
が、一時預かりさんが一人でも多くいればもっといいのにな・・・とも思った。
命は助かった。でも、心のケアも大事である。
場所は行きやすいとこにあるから、車がなくても十分に日帰りできる。
初めての人にとっても非常に気持ちよく働きやすいところでもある。
1匹1匹と特徴や注意点もわかりやすくなっている。
どうかどうか、こちらへの支援もお願いいたします・・・・・・
と、私がお願いするのもどうかとは思うけど、でもそれも支援の1つの方法でもある。
こうして何気ない日常を私が過ごしている間にも、不便を強いられている子、人たちがいる。
どうかどうか、みんな健やかに。
早く家族と一緒に暮らせますように・・・・・・・・
保護活動は今も続いている。
夕陽が疲れた腰に染みるじゃぽん
あ・・・・・・・・・・
すねだうか?
ボクの話題は?なのか・・・・
話題って・・・だうちゃんこそごろついてるだけじゃない?
まー、角度によってはちょっと怖い写真なの?
寝てるのか、起きてるのか?だうちゃんの昼下がりのごろ寝
*シェルター情報に関しては、冒頭にリンクしたブログをご覧ください。必要な物資なども
細かにアップしてくださってます。
*お心を託してくれたみなさまに感謝。瞑想会の費用も支援金にさせていただきましたが、
参加してくださったみなさんにも感謝。
じゃぽんで、あれやこれやと助けてくれた友人にも感謝。
ありがとうございます!
今日の六福動物指数
犬 7匹
参加しております人気ブログランキングへ ここ押せわんわん
by jyujyu777
| 2011-08-02 01:46
| LOVE FOR JAPAN