2010年 05月 30日
置き土産 |
まずはみなさま、ほんとうにほんとうにありがとうございました!!!
かわいそうな状況ではあれ、きちんと治すことができるということ。
定期的に医者に行って、あとは栄養のあるものを食べさせてあげること、と
まずはどうするかがはっきりしたので、ほっとした。
予定通り、久しく会っていなかったお友達とお土産を渡しがてらランチし、一緒に買い出しに行くことにしていた。
私がいない間はむつおさんがちょこっと家に戻って様子を見ることにもなっていた。
お土産のぶつぶつ交換。
天然塩とてんさい糖。
なんだか原始的物々交換のようである。
おいしくオーガニックランチをし、さーどうしよう?
聞きたいこともあるわ~~と思った矢先にむつおさんから電話。
飼い主さんが見つかったって。
それは知ってる人で、昔上環に住んでるときによく遭遇してたおばさんであった。
「あのシェパなのか!!!!!」
立派というよりは、けっこう太っていて、向かい来る犬には「いつでもやるぜ!!!」な
勢いの子であった。
まさか!
散歩にもよく行っていて、けっこう名物な散歩風景。
「おらおら!」と威嚇してても、人にはやさしい子で、そこからおばさんの
愛が見て取れてほほえましい光景であったのである。
挨拶もそこそこに(ごめんなさい)家へとすっ飛んで帰る。
家についてほどなくしてむつおさんとおばさんが戻ってきた。
実はこのシェパちゃんは、おばさんの犬ではなく父親と弟さんのわんこであったらしい。
当時はおばさんも仕事をしてなかったから、お散歩に連れていってあげていたわけである。
で、しばらくしてから仕事に出だしたため、近所に住んでいるとはいえ、
あまりわんこに会いにいく時間がなくなった。
最近少し痴呆になりつつあるお父さんが追い出しちゃったらしい。
おばさんに連絡が来たのもかなり遅くになってから。
で、今日むつおさんのところに「見かけなかったか?」と聞きにきたものだから、
「ええ、あの子なんか!」とむつおさんもびっくりしたわけである。
お父さんは問題ありではあるが、ぶったりとかそういうことはない(それはワタクシも
本犬から確認している)
弟さんは、この子のことをかわいがってるいるのである。
では、なぜこんなに痩せているのか?
むか~しでぶっちょさんだったから、心臓に問題ありと診断され、痩せさせないと
となったらしい。
ご飯をたくさんあげるとおなかがゆるくなるし、ほんの少しを1日1回にしたんだって。
量もだけど、フードの栄養もあまりよろしくはないものであったのであろう。
そして、こんな姿になっちゃったけど、「心臓のためには痩せなくてはならない」ということで
そうした状態が続いていた。
その、やはり知らないということは時に罪になる・・・
そう思った。
ダイエットにしろ、増量にしろ、やはり適量というものがあるのである。
けれど、悪意はない。まったくない。
ただ適切な方法を知らなかっただけ。
おばさんもこれからちゃんと様子を見にいくと約束してくれた。
送りがてら、弟さんのところにむつおさんも話をしにいった。
買い占めた缶詰を渡して、「これをーー、1食1缶!1日2食!」
「ほんまに虐待やて訴えられてもしゃーないねんで」。
神妙に聞く弟さん。
来週の病院は私たちも一緒に行くことになった。
「脚も治るって言ってたよ」と話したらびっくりしていた。
弟さんは知らなかっただけ。
おばさんはちゃんとわんこらぶ!なのは昔から知っている。
一緒に飼ってたわんちゃんが事故で亡くなったときも、かなり大枚はたいて
最後まで治療してもらってた。
お金を出すから愛があるではなく、精一杯そのときにしてあげてたという話である。
問題のお父さんはアマさんがついてるし、これからは注意をしていくとのことで一件落着。
家は近いからまず明日様子を見にいって、ちょくちょく立ち寄ろうとも思っている。
おばさんにとってもとってもなついてるシェパ子ちゃん。
これならまずは安心か?自分たちでも確認できるし、改善してくれると言ってくれてる・・
ということで、シェパ子ちゃんを見送ったわけである。
しかし、この子があの威嚇なシェパ子だったとは!
うろうろしているところを見かけた人も、誰もこの子だとは気づいてなかった。
もちろん我らもである。
まったくの別の犬・・・・・・・
あまりにうちの子とサイズの差もあるので、「うちのあんたんとこの子に
迷惑かけなかった?」と聞かれた。
いやはや、ほんとにまったく何もなかったよ。というか、「わん!」すらうちでは言わなかった。
帰った途端にがっくりきて、ここ2日まともに寝てないのもたたって
そのまま寝たかったけど、これまたものすごいたくさんの方々に心配をかけてしまったのであるよ・・・
「物資送ります!」と言ってくれた人たち・・・・
まずはメールとブログに一言コメントを残す。
あああああ、ほんとにごめんなさい、ごめんなさい!
そして、ほんとうにありがとうございます!
もう我慢できなくて、小一時間ほど横になる。
目覚めて、「なんで気づかなかったのか!」な自分にくさくさして掃除をはじめた。
お掃除も終わりかけ。
飾り物の位置をなおそうと思ったら、脚元にうにゃり・・・とした感触をスリッパごしに
感じる・・・
「おかしい・・・・・足元にはクッションのはず・・・」と
おそるおそる足元を見たら・・・
ぎゃーーーーーーーーーーーーーー!
なんと、クッション下に隠されたう○こであった!
クッションと床の隙間に脚をいれてしまったらしい。
お犬さま用オーガニックコットンクッション。台湾から後生大事に持ってかえった品である。
そしてワタクシのシノワなスリッパ・・・・
悲しいのである悲しいのである。
大きさも形状も明らかにシェパ子である。
これがあなたの残した置き土産なのか???
しばし呆然とたたずむワタクシ。
いいのよ、いいのよ。
大好きなおばさんが向かえにきてくれて、そして帰るときには
むつおさんと私の両方にやってきて、顔をぐりぐりとうずめてきて
挨拶してくれた。
「りっぱなものを出しました」
そういう報告なのよね?
そんなわけで、思わぬお土産があったわけであるけれど、まずはこれがベストなのであろう・・
と思う。
これでよかったと思う。おばさんも「ここでよかったわ」と言ってくれたし・・・
思うのであるが、お心くださったみなさま、ほんとうにほんとうにありがとうございました!
来た初日 シェパ子と黄黄
いきなり回転しはじめる黄黄
ごろんごろんごろん
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・遊ぶ?
遊ばないと思うよ、黄黄・・・・
疲れてるからね・・・
そうなん?
うん、そう。
ちょっと距離をおいてみた大人な黄黄王
今日の六福動物指数
犬 8匹
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かわいそうな状況ではあれ、きちんと治すことができるということ。
定期的に医者に行って、あとは栄養のあるものを食べさせてあげること、と
まずはどうするかがはっきりしたので、ほっとした。
予定通り、久しく会っていなかったお友達とお土産を渡しがてらランチし、一緒に買い出しに行くことにしていた。
私がいない間はむつおさんがちょこっと家に戻って様子を見ることにもなっていた。
お土産のぶつぶつ交換。
天然塩とてんさい糖。
なんだか原始的物々交換のようである。
おいしくオーガニックランチをし、さーどうしよう?
聞きたいこともあるわ~~と思った矢先にむつおさんから電話。
飼い主さんが見つかったって。
それは知ってる人で、昔上環に住んでるときによく遭遇してたおばさんであった。
「あのシェパなのか!!!!!」
立派というよりは、けっこう太っていて、向かい来る犬には「いつでもやるぜ!!!」な
勢いの子であった。
まさか!
散歩にもよく行っていて、けっこう名物な散歩風景。
「おらおら!」と威嚇してても、人にはやさしい子で、そこからおばさんの
愛が見て取れてほほえましい光景であったのである。
挨拶もそこそこに(ごめんなさい)家へとすっ飛んで帰る。
家についてほどなくしてむつおさんとおばさんが戻ってきた。
実はこのシェパちゃんは、おばさんの犬ではなく父親と弟さんのわんこであったらしい。
当時はおばさんも仕事をしてなかったから、お散歩に連れていってあげていたわけである。
で、しばらくしてから仕事に出だしたため、近所に住んでいるとはいえ、
あまりわんこに会いにいく時間がなくなった。
最近少し痴呆になりつつあるお父さんが追い出しちゃったらしい。
おばさんに連絡が来たのもかなり遅くになってから。
で、今日むつおさんのところに「見かけなかったか?」と聞きにきたものだから、
「ええ、あの子なんか!」とむつおさんもびっくりしたわけである。
お父さんは問題ありではあるが、ぶったりとかそういうことはない(それはワタクシも
本犬から確認している)
弟さんは、この子のことをかわいがってるいるのである。
では、なぜこんなに痩せているのか?
むか~しでぶっちょさんだったから、心臓に問題ありと診断され、痩せさせないと
となったらしい。
ご飯をたくさんあげるとおなかがゆるくなるし、ほんの少しを1日1回にしたんだって。
量もだけど、フードの栄養もあまりよろしくはないものであったのであろう。
そして、こんな姿になっちゃったけど、「心臓のためには痩せなくてはならない」ということで
そうした状態が続いていた。
その、やはり知らないということは時に罪になる・・・
そう思った。
ダイエットにしろ、増量にしろ、やはり適量というものがあるのである。
けれど、悪意はない。まったくない。
ただ適切な方法を知らなかっただけ。
おばさんもこれからちゃんと様子を見にいくと約束してくれた。
送りがてら、弟さんのところにむつおさんも話をしにいった。
買い占めた缶詰を渡して、「これをーー、1食1缶!1日2食!」
「ほんまに虐待やて訴えられてもしゃーないねんで」。
神妙に聞く弟さん。
来週の病院は私たちも一緒に行くことになった。
「脚も治るって言ってたよ」と話したらびっくりしていた。
弟さんは知らなかっただけ。
おばさんはちゃんとわんこらぶ!なのは昔から知っている。
一緒に飼ってたわんちゃんが事故で亡くなったときも、かなり大枚はたいて
最後まで治療してもらってた。
お金を出すから愛があるではなく、精一杯そのときにしてあげてたという話である。
問題のお父さんはアマさんがついてるし、これからは注意をしていくとのことで一件落着。
家は近いからまず明日様子を見にいって、ちょくちょく立ち寄ろうとも思っている。
おばさんにとってもとってもなついてるシェパ子ちゃん。
これならまずは安心か?自分たちでも確認できるし、改善してくれると言ってくれてる・・
ということで、シェパ子ちゃんを見送ったわけである。
しかし、この子があの威嚇なシェパ子だったとは!
うろうろしているところを見かけた人も、誰もこの子だとは気づいてなかった。
もちろん我らもである。
まったくの別の犬・・・・・・・
あまりにうちの子とサイズの差もあるので、「うちのあんたんとこの子に
迷惑かけなかった?」と聞かれた。
いやはや、ほんとにまったく何もなかったよ。というか、「わん!」すらうちでは言わなかった。
帰った途端にがっくりきて、ここ2日まともに寝てないのもたたって
そのまま寝たかったけど、これまたものすごいたくさんの方々に心配をかけてしまったのであるよ・・・
「物資送ります!」と言ってくれた人たち・・・・
まずはメールとブログに一言コメントを残す。
あああああ、ほんとにごめんなさい、ごめんなさい!
そして、ほんとうにありがとうございます!
もう我慢できなくて、小一時間ほど横になる。
目覚めて、「なんで気づかなかったのか!」な自分にくさくさして掃除をはじめた。
お掃除も終わりかけ。
飾り物の位置をなおそうと思ったら、脚元にうにゃり・・・とした感触をスリッパごしに
感じる・・・
「おかしい・・・・・足元にはクッションのはず・・・」と
おそるおそる足元を見たら・・・
ぎゃーーーーーーーーーーーーーー!
なんと、クッション下に隠されたう○こであった!
クッションと床の隙間に脚をいれてしまったらしい。
お犬さま用オーガニックコットンクッション。台湾から後生大事に持ってかえった品である。
そしてワタクシのシノワなスリッパ・・・・
悲しいのである悲しいのである。
大きさも形状も明らかにシェパ子である。
これがあなたの残した置き土産なのか???
しばし呆然とたたずむワタクシ。
いいのよ、いいのよ。
大好きなおばさんが向かえにきてくれて、そして帰るときには
むつおさんと私の両方にやってきて、顔をぐりぐりとうずめてきて
挨拶してくれた。
「りっぱなものを出しました」
そういう報告なのよね?
そんなわけで、思わぬお土産があったわけであるけれど、まずはこれがベストなのであろう・・
と思う。
これでよかったと思う。おばさんも「ここでよかったわ」と言ってくれたし・・・
思うのであるが、お心くださったみなさま、ほんとうにほんとうにありがとうございました!
来た初日 シェパ子と黄黄
いきなり回転しはじめる黄黄
ごろんごろんごろん
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・遊ぶ?
遊ばないと思うよ、黄黄・・・・
疲れてるからね・・・
そうなん?
うん、そう。
ちょっと距離をおいてみた大人な黄黄王
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by jyujyu777
| 2010-05-30 02:28
| 犬の十戒