2006年 06月 29日
よくある質問 |
こういうブログをしているとよく知らない方から
いろいろ聞かれることがある。
お預かりわんや、里親探しのわんなど接するお子たちも
普通のご家庭よりは多いかもしれない。
最初のお子をジステンパーで虹の橋へ・・という悲しい経験、これも
香港のペット事情、病院事情など調べるきっかけにもなった。
フードであるとか具合が悪そうだとか
そういうお話の場合はうちの経験談をお話するしかない。
あとは考えられる「万が一」のことである。
実際に自分で見たわけでもないし、ましてや医者でもないから
気安く「これがいい」とか「大丈夫ですよ~」とは言えないからである。
一番怖いのは「万が一」、これである。
あと聞かれて一番困るのは
「どの犬種が扱いやすいですか?」というもの。
これははっきりいって「ない」
というよりも相手の趣旨がわからない。
例えばカットであればそれは短毛の子が楽といえば楽。
でもその代わり抜け毛はひどい。
大型と小型の場合、住宅事情やお散歩コースによっては
小型のほうが大型の子よりも一日に必要とする絶対運動量は
確かに生理的には少ないであろう(運動量ということに限って言えば)
うちのパグずだと30分も歩けばもうひーひーであるが
大きな子たちにとっては屁のかっぱである、いわばそういう意味。
手がかかるといえばどんな子だって同じなんである。
それに散歩は運動のためだけでない。コミュニケーションなんである。
「ふーーーん。でもボクらも病気になったり年もいくよね。そういうことも考えてほしいね」
「くわ~」
「子供のプレゼントに」
これも困る。この言葉だけ聞くと不快感をまず感じてしまう。
きちんと「子供も大きくなったし、きちんと命に向き合えるかと判断して
お友だちを・・・」そういう言葉があればわかりもするがいきなり「プレゼント」だけ
を聞かされると「動物は物じゃねーよ!」と反射的に感じてしまうのである。
「大事にしてほしいよね・・・」
「里子の子は育てにくい」
これは非常に多い。
で、答えは「絶対にNO!」である。
よほどの虐待を受けた子は確かに難しい。心を開いて、もう一度人間を
信じてもらえるまで時間がかかる。
でもたいていは人間側の勝手な行為で「捨てられた」子が多い。
こういう子は一度傷ついているから、ほんとに驚くほどこちらの愛を
吸い取っていく。乾いた砂漠にしみこむ水の如し・・・
その過程は前にも何度も書いたけど感動である。
まるで見えない愛が眼に見えるかのような感動なんである。
愛しさに胸きゅんな瞬間。
「お話してくれればボクらはわかるよね」
「そう?でもやっぱりキミは机の上に上ってるよね」
「あ・・・・・・」
「変な癖がついている」、これもあわせて聞かれるわけであるが
これは直していけばいいのである。
初めてのおうちであっちこっちにマーキングをする子もいる。
これは自分の存在を示すためであったり、気を引くためにしたりする場合がある。
こんなときはきちんとお話をすればいいのである。
キーキー騒がないこと。真剣に話をすればよいのである。
これも問題であれば、はっきりいって子犬のトイレトレーニングだって
大変なんである。
「そうよ、子犬って大変なのよ!き~~~~~」
「あ、ボクのことっすか・・・?てろーん」
「牛よ!むいに向かってなんて口を!」
便宜上ブログでは飼い主だの、ご主人だの使っているがこれもほんとは
使いたくない言葉ではある。
ただここで「家族」とか「おとーさん、おかーさん」と書いてしまうと
犬のとか人間のとか注釈が多くなってしまい読みづらいので
使ってはいるが。
「ぼくは だう だけど?」
自分たちのことを絶対的に正しいと思ってやっているわけではない。
ただ、縁あってうちへやって来たお子たちにはできるだけ居心地よく
してもらいたいそれだけである。
「こうすることが絶対なんだ」という答えはない。
(毒毒フードとか、悪徳医者とか悪徳ペットショップなんかの話は
これはまた別であるが)
だからこうしたことを聞かれてもはっきりと答えられないのである。
あるとすればそれは「命の尊さ」か?
それはぬいぐるみなんかじゃないんである。
いろいろあるけども、それでもかけがいのない時間
この世のことについて、愛について、地球について・・・
そんなことを考えさせてくれる、感じさせてくれる
愛しい存在なんである。
毎日がパラダイス!
今日の六福動物指数
犬 9匹
人気ブログランキングへ 今日は硬いな、かーちゃん
いろいろ聞かれることがある。
お預かりわんや、里親探しのわんなど接するお子たちも
普通のご家庭よりは多いかもしれない。
最初のお子をジステンパーで虹の橋へ・・という悲しい経験、これも
香港のペット事情、病院事情など調べるきっかけにもなった。
フードであるとか具合が悪そうだとか
そういうお話の場合はうちの経験談をお話するしかない。
あとは考えられる「万が一」のことである。
実際に自分で見たわけでもないし、ましてや医者でもないから
気安く「これがいい」とか「大丈夫ですよ~」とは言えないからである。
一番怖いのは「万が一」、これである。
あと聞かれて一番困るのは
「どの犬種が扱いやすいですか?」というもの。
これははっきりいって「ない」
というよりも相手の趣旨がわからない。
例えばカットであればそれは短毛の子が楽といえば楽。
でもその代わり抜け毛はひどい。
大型と小型の場合、住宅事情やお散歩コースによっては
小型のほうが大型の子よりも一日に必要とする絶対運動量は
確かに生理的には少ないであろう(運動量ということに限って言えば)
うちのパグずだと30分も歩けばもうひーひーであるが
大きな子たちにとっては屁のかっぱである、いわばそういう意味。
手がかかるといえばどんな子だって同じなんである。
それに散歩は運動のためだけでない。コミュニケーションなんである。
「ふーーーん。でもボクらも病気になったり年もいくよね。そういうことも考えてほしいね」
「くわ~」
「子供のプレゼントに」
これも困る。この言葉だけ聞くと不快感をまず感じてしまう。
きちんと「子供も大きくなったし、きちんと命に向き合えるかと判断して
お友だちを・・・」そういう言葉があればわかりもするがいきなり「プレゼント」だけ
を聞かされると「動物は物じゃねーよ!」と反射的に感じてしまうのである。
「大事にしてほしいよね・・・」
「里子の子は育てにくい」
これは非常に多い。
で、答えは「絶対にNO!」である。
よほどの虐待を受けた子は確かに難しい。心を開いて、もう一度人間を
信じてもらえるまで時間がかかる。
でもたいていは人間側の勝手な行為で「捨てられた」子が多い。
こういう子は一度傷ついているから、ほんとに驚くほどこちらの愛を
吸い取っていく。乾いた砂漠にしみこむ水の如し・・・
その過程は前にも何度も書いたけど感動である。
まるで見えない愛が眼に見えるかのような感動なんである。
愛しさに胸きゅんな瞬間。
「お話してくれればボクらはわかるよね」
「そう?でもやっぱりキミは机の上に上ってるよね」
「あ・・・・・・」
「変な癖がついている」、これもあわせて聞かれるわけであるが
これは直していけばいいのである。
初めてのおうちであっちこっちにマーキングをする子もいる。
これは自分の存在を示すためであったり、気を引くためにしたりする場合がある。
こんなときはきちんとお話をすればいいのである。
キーキー騒がないこと。真剣に話をすればよいのである。
これも問題であれば、はっきりいって子犬のトイレトレーニングだって
大変なんである。
「そうよ、子犬って大変なのよ!き~~~~~」
「あ、ボクのことっすか・・・?てろーん」
「牛よ!むいに向かってなんて口を!」
便宜上ブログでは飼い主だの、ご主人だの使っているがこれもほんとは
使いたくない言葉ではある。
ただここで「家族」とか「おとーさん、おかーさん」と書いてしまうと
犬のとか人間のとか注釈が多くなってしまい読みづらいので
使ってはいるが。
「ぼくは だう だけど?」
自分たちのことを絶対的に正しいと思ってやっているわけではない。
ただ、縁あってうちへやって来たお子たちにはできるだけ居心地よく
してもらいたいそれだけである。
「こうすることが絶対なんだ」という答えはない。
(毒毒フードとか、悪徳医者とか悪徳ペットショップなんかの話は
これはまた別であるが)
だからこうしたことを聞かれてもはっきりと答えられないのである。
あるとすればそれは「命の尊さ」か?
それはぬいぐるみなんかじゃないんである。
いろいろあるけども、それでもかけがいのない時間
この世のことについて、愛について、地球について・・・
そんなことを考えさせてくれる、感じさせてくれる
愛しい存在なんである。
毎日がパラダイス!
今日の六福動物指数
犬 9匹
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by jyujyu777
| 2006-06-29 03:01
| おかんのつぶやき