2005年 04月 26日
むつごろう 噛まれる・・・ |
うちの だ~ は最近ますます「むつごろう」さん化しております。
例えば前出のハスキー「YANKEE」。
おりこうさんとはいえまだまだやんちゃ。興奮しすぎたりしてまわりに迷惑が!となると
うちのが「NO」してリードを抑えるのですが ここでもしYANKEEが
「う~~~」と唸ろうものなら
「何がう~~!何がう~~~~やっ!」といって鼻をもってドスをきかせて怒ります。
それでもまだYANKEEが反抗しようものなら
「かぷっ!」
か、かんだ・・・YANKEEの鼻をかみながら「何?まだう~~~言うのか?」としゃっべちょります。
む、むつごろうさんがここにもいる・・・・
咬みながらごろごろ回ったりしてるぞ。
「かわいいですねぇ~ よろこんでますねぇ~ しっぽふってますねぇ~」
で、気性の荒いわんこもたいていはこれで
「きゅ~~~~ん」となるのですね。
ところがーーー、事件は昨日発生しました。
10歳のミックス狗がうちに。飼い主さんは女性ばかりの家庭でどうも甘やかしすぎたのか散歩なんかに行って人がよってくると
「がぶっ」 噛んじゃうのですね・・・
10歳だけどまだ元気だしなによりもやっぱり飼い主さんはこの子のことを大変かわいがっちょるのでどうしたものか?でもまた人を噛んだりして訴えられたりしたらわんこは安楽死・・・
そこでうちの相談しにきたのです。
学校にいれるか?「んじゃ一度うちに一緒にきてーや」
あーーーーー、いきなりうなっちょる。
恐れを知らないむつごろう、近寄ります。
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
いきなり「がぶっ」
とっさによけたのですがあごに2個穴というかなんというか深い傷がーーーーー。
血がーーーーーーーー。
さらに問題なのはこの子小さいときに一回だけしかワクチンや狂犬病注射しただけでそのあとは何もしてないそうな・・・・
「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
いまどき狂犬病で逝ってしまうのか?おーーーーーのーーーーーーーーーーー!
いや、狂犬病は大丈夫だと思うのですがね(たぶん)でも注射は念のためにしないと・・・・
並ぶのがいやなので「私家医院」~しーがーいーゆん~私立病院へ。
だって政府のだと安いけど3時間待ちは当たり前・・・
流感が流行ったときは6時間待ちもあったそーな・・・
らっきーーーー、保険があるもーーん!いそいそとお山の上の病院へ。
(ここはわしも入院したことのある病院。看護婦さんが笑ってくれます。そうここでは笑顔でさえ金で買うところ・・・よよよよよよよ・・・・・)
てきぱき受付を済ませ待ってると
シスターが「ごめんねーここじゃそういった注射ないんですってー。政府の病院に行かなくちゃいけないってドクターがおっしゃってるわー」
「だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「今ならそんなに混んでないんじゃない?」
仕方あるまい注射がないなら行くしかないよね。金もある(ないけど)保険もあるのになぜーーーーー。
行きました「マーガレット病院」(九龍にあるエリザベスのほうが同じ政府系でもまだましかも)
思ったよりは人がいる気がするけど・・・・
それになんか菓子食ってたり歌うたったりおしゃべりしたり・・・元気そうやけどキミら・・・
でもけっこう順調に患者さんの名前呼んでるし1時間くらいで順番くるやろー。テレビをみたりマンウォッチングしたり待ってましたよ、おとなしく。
しかーーーし!ついてないとはこのこと。
こういっちゃ不謹慎ですが交通事故のけが人が3人も担架で運び込まれてきました・・・・
あわただしく動き始める病院スタッフたち。
「ただいま緊急治療中」の札がーーーーーーー、あーーーーーーーーー。
アナウンスも入り「ただいま急患がはいりました。こちら優先となるため診察時間がずれ込むかと
思われます。みなさん根気よくお待ちください」
「根気よく」って・・・・
すでにこの次点で1時間半は経過。すぐに帰れると思ってたわしら、本もないし上着もない。
待ってる間にこっちが病気になるぞ!寒い!(香港のクーラーは冷蔵庫なみ・・・)
受付で「ねねね、どっか私立でこの場合の注射してくれるとかはどこれすか?」
「さー、知らない。自分で一軒一軒聞くしかないわねー」
冷たく突き放す看護婦さん・・・・・
(でも狂犬病のとかその手の注射ってすぐに打たなくていいのか?噛まれてからけっこう時間がたってるんだけど・・・)
もう我慢ならん!というとこでやっと呼ばれました 「むつごろう、むつごろう 10番にきてちょ」
注射をほんの6本ほど打たれて解放と思いきや 「えーーーーおまわりに報告ーーー???」
(病院にはちゃんとおまわりさんが常駐)
香港では噛まれた人がたとえ訴えなかったとしても そのわんこは安楽死、ご主人は罰金となります。へたしたら牢屋行き。
(病院などに行った場合ね。この場合絶対おもわりさんに報告が必要)
警察に報告そして警察から「漁農署」~検疫とかそんな関係のとこ。わんこのマイクロチップもここが発行~へ連絡がはいります。
で、うちの だ~ はそりではいかん!ちゃんと学校にも行くんやし飼い主さんもわんこを愛しておるではないか!というわけで
「道を歩いてたら急に野良ちん に噛まれた」と報告しちょったんですよ。
(急に襲われてあごかまれるか・・・?)
「誰か飼い主らしき人はおったか?」
「おらんかったと思うー」
「なんでまた急に?」
「さーーーー、たぶん犬臭いからちゃいますー、ぼく。家7匹おるからー」
普段からは想像もつかないほど「つらつら」とうそが・・・・(普段はうそをつこうとすると鼻がうごめいて笑い出す人)
「何色の狗?」
「白地に黄色っぽいのかな???」
噛まれたと報告したところは普段私たちが通るところでまず野良ちゃんはいない道。
でもありがちな「黒」とか「茶色」って報告すると万が一そこにそんな色の野良ちんがいた場合そのわんこがしょっぴかれてしまうので「白と黄色のぶち」にしてみるシナリオばっちりな私たち。
(わしらの住むのとこにもたまに野良ではないけど放し飼い自由行動犬がいます。で、色は黒とか茶色。普段あの辺にはこないけど万が一遠征してきたら・・・ということでまだあの地区でみたことはない「白黄色」にしてみた)
この報告を終わって時計をみると22時・・・18時半には来てたよね・・・・
うううううう、休日をかえせーーーーーー、保険があるのになぜーーーーーーー。
吼えながら帰宅する六福。
しかもこの注射後何回か打たないといけないらしい・・・・しかも患部に・・・・(むつごろうの患部はあご・・・)
ま、無事でいがっだいがっだ。
ちなみに今日の朝8時に「漁農署」から電話。はやっ!
「警察から報告受けたけどその狗捕獲しますか?」やって。
「ああああ、もういいっすよ。だいじょうぶっす。どうもっす」
がちゃっ
もともとそんな野良ちんは存在せんし・・・
でも「捕獲」となるとやつら仕事ごっつい早いよな!何時に出勤なんやっ?救助はあんなに遅いのによ!
朝っぱらから不愉快じゃーーーーーと吼える むつごろうさん。
あごのガーゼがまぬけいたいたしい・・・
で、みなさんご存知だと思いますが怖がりのわんこもいます。自己防衛で「がぶっ」てことがあります。
なので散歩中のわんこに遭遇して撫でたいなーってときは必ず飼い主さんに聞きましょう。
でもっていきなり手のひらをかざして頭からなでちゃいけません、この行為小心なわんこにはどえらくこわいとうつることも。なるべくかがんであごの下あたりの首からゆっくりと頭をなでてあげましょうね。
わんこの「がぶっ」にも理由ありなのれす。
これが渡される札。「4半緊急」って・・・・・・・
これは待ってるあいだに撮ったもの。
すべてが「ネタ」となるのか六福よ!
ちなみに むつごろうの打った注射 1本500ドルなり・・・・
実費だったらと思うと・・・・・・気合で治すしかないのか?というくらいの
お高さ。
例えば前出のハスキー「YANKEE」。
おりこうさんとはいえまだまだやんちゃ。興奮しすぎたりしてまわりに迷惑が!となると
うちのが「NO」してリードを抑えるのですが ここでもしYANKEEが
「う~~~」と唸ろうものなら
「何がう~~!何がう~~~~やっ!」といって鼻をもってドスをきかせて怒ります。
それでもまだYANKEEが反抗しようものなら
「かぷっ!」
か、かんだ・・・YANKEEの鼻をかみながら「何?まだう~~~言うのか?」としゃっべちょります。
む、むつごろうさんがここにもいる・・・・
咬みながらごろごろ回ったりしてるぞ。
「かわいいですねぇ~ よろこんでますねぇ~ しっぽふってますねぇ~」
で、気性の荒いわんこもたいていはこれで
「きゅ~~~~ん」となるのですね。
ところがーーー、事件は昨日発生しました。
10歳のミックス狗がうちに。飼い主さんは女性ばかりの家庭でどうも甘やかしすぎたのか散歩なんかに行って人がよってくると
「がぶっ」 噛んじゃうのですね・・・
10歳だけどまだ元気だしなによりもやっぱり飼い主さんはこの子のことを大変かわいがっちょるのでどうしたものか?でもまた人を噛んだりして訴えられたりしたらわんこは安楽死・・・
そこでうちの相談しにきたのです。
学校にいれるか?「んじゃ一度うちに一緒にきてーや」
あーーーーー、いきなりうなっちょる。
恐れを知らないむつごろう、近寄ります。
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
いきなり「がぶっ」
とっさによけたのですがあごに2個穴というかなんというか深い傷がーーーーー。
血がーーーーーーーー。
さらに問題なのはこの子小さいときに一回だけしかワクチンや狂犬病注射しただけでそのあとは何もしてないそうな・・・・
「えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
いまどき狂犬病で逝ってしまうのか?おーーーーーのーーーーーーーーーーー!
いや、狂犬病は大丈夫だと思うのですがね(たぶん)でも注射は念のためにしないと・・・・
並ぶのがいやなので「私家医院」~しーがーいーゆん~私立病院へ。
だって政府のだと安いけど3時間待ちは当たり前・・・
流感が流行ったときは6時間待ちもあったそーな・・・
らっきーーーー、保険があるもーーん!いそいそとお山の上の病院へ。
(ここはわしも入院したことのある病院。看護婦さんが笑ってくれます。そうここでは笑顔でさえ金で買うところ・・・よよよよよよよ・・・・・)
てきぱき受付を済ませ待ってると
シスターが「ごめんねーここじゃそういった注射ないんですってー。政府の病院に行かなくちゃいけないってドクターがおっしゃってるわー」
「だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「今ならそんなに混んでないんじゃない?」
仕方あるまい注射がないなら行くしかないよね。金もある(ないけど)保険もあるのになぜーーーーー。
行きました「マーガレット病院」(九龍にあるエリザベスのほうが同じ政府系でもまだましかも)
思ったよりは人がいる気がするけど・・・・
それになんか菓子食ってたり歌うたったりおしゃべりしたり・・・元気そうやけどキミら・・・
でもけっこう順調に患者さんの名前呼んでるし1時間くらいで順番くるやろー。テレビをみたりマンウォッチングしたり待ってましたよ、おとなしく。
しかーーーし!ついてないとはこのこと。
こういっちゃ不謹慎ですが交通事故のけが人が3人も担架で運び込まれてきました・・・・
あわただしく動き始める病院スタッフたち。
「ただいま緊急治療中」の札がーーーーーーー、あーーーーーーーーー。
アナウンスも入り「ただいま急患がはいりました。こちら優先となるため診察時間がずれ込むかと
思われます。みなさん根気よくお待ちください」
「根気よく」って・・・・
すでにこの次点で1時間半は経過。すぐに帰れると思ってたわしら、本もないし上着もない。
待ってる間にこっちが病気になるぞ!寒い!(香港のクーラーは冷蔵庫なみ・・・)
受付で「ねねね、どっか私立でこの場合の注射してくれるとかはどこれすか?」
「さー、知らない。自分で一軒一軒聞くしかないわねー」
冷たく突き放す看護婦さん・・・・・
(でも狂犬病のとかその手の注射ってすぐに打たなくていいのか?噛まれてからけっこう時間がたってるんだけど・・・)
もう我慢ならん!というとこでやっと呼ばれました 「むつごろう、むつごろう 10番にきてちょ」
注射をほんの6本ほど打たれて解放と思いきや 「えーーーーおまわりに報告ーーー???」
(病院にはちゃんとおまわりさんが常駐)
香港では噛まれた人がたとえ訴えなかったとしても そのわんこは安楽死、ご主人は罰金となります。へたしたら牢屋行き。
(病院などに行った場合ね。この場合絶対おもわりさんに報告が必要)
警察に報告そして警察から「漁農署」~検疫とかそんな関係のとこ。わんこのマイクロチップもここが発行~へ連絡がはいります。
で、うちの だ~ はそりではいかん!ちゃんと学校にも行くんやし飼い主さんもわんこを愛しておるではないか!というわけで
「道を歩いてたら急に野良ちん に噛まれた」と報告しちょったんですよ。
(急に襲われてあごかまれるか・・・?)
「誰か飼い主らしき人はおったか?」
「おらんかったと思うー」
「なんでまた急に?」
「さーーーー、たぶん犬臭いからちゃいますー、ぼく。家7匹おるからー」
普段からは想像もつかないほど「つらつら」とうそが・・・・(普段はうそをつこうとすると鼻がうごめいて笑い出す人)
「何色の狗?」
「白地に黄色っぽいのかな???」
噛まれたと報告したところは普段私たちが通るところでまず野良ちゃんはいない道。
でもありがちな「黒」とか「茶色」って報告すると万が一そこにそんな色の野良ちんがいた場合そのわんこがしょっぴかれてしまうので「白と黄色のぶち」にしてみるシナリオばっちりな私たち。
(わしらの住むのとこにもたまに野良ではないけど放し飼い自由行動犬がいます。で、色は黒とか茶色。普段あの辺にはこないけど万が一遠征してきたら・・・ということでまだあの地区でみたことはない「白黄色」にしてみた)
この報告を終わって時計をみると22時・・・18時半には来てたよね・・・・
うううううう、休日をかえせーーーーーー、保険があるのになぜーーーーーーー。
吼えながら帰宅する六福。
しかもこの注射後何回か打たないといけないらしい・・・・しかも患部に・・・・(むつごろうの患部はあご・・・)
ま、無事でいがっだいがっだ。
ちなみに今日の朝8時に「漁農署」から電話。はやっ!
「警察から報告受けたけどその狗捕獲しますか?」やって。
「ああああ、もういいっすよ。だいじょうぶっす。どうもっす」
がちゃっ
もともとそんな野良ちんは存在せんし・・・
でも「捕獲」となるとやつら仕事ごっつい早いよな!何時に出勤なんやっ?救助はあんなに遅いのによ!
朝っぱらから不愉快じゃーーーーーと吼える むつごろうさん。
あごのガーゼがまぬけいたいたしい・・・
で、みなさんご存知だと思いますが怖がりのわんこもいます。自己防衛で「がぶっ」てことがあります。
なので散歩中のわんこに遭遇して撫でたいなーってときは必ず飼い主さんに聞きましょう。
でもっていきなり手のひらをかざして頭からなでちゃいけません、この行為小心なわんこにはどえらくこわいとうつることも。なるべくかがんであごの下あたりの首からゆっくりと頭をなでてあげましょうね。
わんこの「がぶっ」にも理由ありなのれす。
これが渡される札。「4半緊急」って・・・・・・・
これは待ってるあいだに撮ったもの。
すべてが「ネタ」となるのか六福よ!
ちなみに むつごろうの打った注射 1本500ドルなり・・・・
実費だったらと思うと・・・・・・気合で治すしかないのか?というくらいの
お高さ。
by jyujyu777
| 2005-04-26 00:00
| 香港あれこれ